おはようございます、今日はターミネーターの日本上陸日です。
あれ、昭和の映画かぁ・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
組織のトップと事業規模がミスマッチしたときの悲劇について話しています。
トップが規模拡大に向いていないにも関わらず、大きくなってしまった。
そのことが発覚し、それでは規模の見直しを・・・と円滑にいけば良いのですが・・・
残念ながら、事業の縮小や撤退というのは、なかなかうまくいきません。
一度大きくした組織を適正な規模まで小さくすることは、ほんとうに難しいです。
うまくいかない結果、事業全体がダメになるケースも、決して珍しくありません。
その一方で、従前に確認した通り、ずっと同じことをしていれば良い、というわけでもありません。
自分の事業について認識を深め、収益性や利益率を高め、変化をし続ける。
その意欲を持たずに事業を続けていれば、必ず衰退を招きます。
変化を受け入れながら経営しつつ、自分の資質に合った適切な規模感を保つ。
この一見すると相反する要素を両立させることが、組織のトップには求められます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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