おはようございます、今日はバーゲンの日です。
あまり気にしたことがない商習慣のひとつです。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
保険について、統計学で成立していることに触れました。
ここで統計学における重要な概念を一つ取り上げます。
それは「大数の法則」と呼ばれるものです。
完全に均等な確率で目が出るサイコロを振ったとき、それぞれの出目が出る確率は1/6です。
しかし、それではサイコロを6回振って、1~6の目が1回ずつ出ることは、ほぼありません。
試行回数が少ないと、理論上の確率と実際の減少は乖離します。
この回数が600回、60000回、6000000回と増えてくるとどうなるか?
実際に出てくる目は、1/6という理論上の確率に沿ってきます。
これが大数の法則です。
保険というのは、この大数の法則に従って成立しています。
個々人の資質や性格よりも、年齢や性別、免許の色といったデータに従った方が、確実な補償が実行できる。
それが保険という金融商品の大前提となります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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