おはようございます、今日は水路記念日です。
我が家のすぐ近くにも、以前の農業用水用地があります(水は流れていません)。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
地域ブランドを形成することが如何に難しいのか、少し触れました。
ブランドの形成は、非常に長い時間をかけて、少しずつ行われていきます。
しかし、ソレに対して個別企業に許されている期間は、そこまで長くありません。
中小零細企業であれば、短期的に、かつ、繰り返し利益を上げ続けないと、事業が継続できません。
仕事をしてお金を得て、それを次の仕事につなげる。
この循環が途絶えてしまうと、小さな事業体はあっという間に行き詰まります。
大手企業となると、ある程度長い期間をかけてブランド形成に乗り出すことも可能ですが・・・
それでも株主対応等を考えると、短期的な利益は求めていかざるを得ない状況です。
よほどの大企業ともなれば、数年単位で取り組むことも可能かもしれませんが・・・
そこまでの時間軸でブランド形成に取り組める企業は、相当数が限られてきます。
ましてそれが地域ブランド形成ともなると、行政や近隣地域との協力も必要になるわけです。
ここが非常に様々な問題を含んでいます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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