おはようございます、今日はCIA発足日です。
たぶん、実際以上にスゴイと思っているところと、過小評価している部分が混在しているのでしょうね。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
地域連携のあり方について、民間や行政まで含めた総論を振り返りました。
民間企業としては、手っ取り早く儲かるような雰囲気が出来たら嬉しい。
でもそんな雰囲気が簡単に作れるわけもなく、そのためには企業同士や行政まで含めて、連携が必要となる。
そうした連携(団体)を運営するためには、個別企業もそれなりの苦労を分かち合う必要がある。
しかし、その苦労が重すぎると、個別企業の運営に悪影響を及ぼすこともある。
行政としては地域を盛り上げるために支援はしたいものの、行政の側からあまり露骨な営利面は出せない。
しかも個別企業の応援はしかねるので、どこまで動きとして鈍くならざるを得ない。
これがどこの地域でも、そしてどの業種でも共通して起こっている現象ではないかと思います。
こうした現実を踏まえつつ、長期的、かつ大所高所に立ちながら、地域全体として盛り上がる仕組みを作る必要がある。
こうした苦労を乗り越えて初めて、地域ブランドは成立します。
自著の中でも非営利活動に関わることの意義について簡単に触れています。
今後、こういった地域性を重視した活動は、間違いなく重要度が上がってきます。
そういったところで活躍できる能力(人格含める)を備えることは、これからの社会で生き残るために、大切なことだと考えます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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