おはようございます、今日は夏風呂の日です。
最近はなるべく入浴をするようにしています。
廃業についてお話をしています。
社長がレジから持ち出したお金の経理処理方法について、確認をしました。
昨日紹介した1.の方法であれば、会社には経費が計上されるので問題ありません。
一方、2.や3.の方法だと、経費は計上されず
・貸付金という資産の残高が増えていく
・現金という資産の残高が、実際よりも多く残る
このような結果となりました。
少し前、私は「現金や個人貸付金が多い会社は社長の贅沢病が原因かも」と書きました。
それは、この経理処理の構造から導かれる結論です。
・社長がもらっている給料以上の生活を希望している
・会社のお金を持ち出して、個人的に流用している
・それが積もり積もって、現金や貸付金の残高が増え続ける
この流れは、ぜひ押さえておきたいところです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
レジのお金をもって呑みに行っちゃえば・・・ 高橋 昌也 - 税理士(2020/07/23 07:00)
借金について 高橋 昌也 - 税理士(2020/07/30 07:00)
数字だけみて、生活ぶりを予想してみる 高橋 昌也 - 税理士(2020/07/27 07:00)
考えられる方法は3つ 高橋 昌也 - 税理士(2020/07/25 07:00)
会社の帳面に、廃業の理由は出てきます 高橋 昌也 - 税理士(2020/07/22 07:00)