おはようございます、今日はビーフンの日です。
米粉料理、あまり日常的には食していないかなぁ・・・
所得税の基礎についてお話をしています。
収入(売上)と所得(利益)の違いについて確認をしています。
所得=儲けですから、所得税とは読んで字の如く「儲けに対する税金」です。
所得は売上だけからは計算できず、経費の金額がわからないといけません。
こと事業や会社の評価では「年商100億円!」といった感じで、売上が喧伝されます。
しかし、仮に売上が年間100億円でも、費用が110億円であれば10億円の赤字です。
(実際、こんな会社は珍しくもなんともありません)
そして、所得税の計算においてもこの考え方は同様です。
その人が「どれだけの規模で収入があるのか?」ではなく「どれだけ儲かっているのか?」が問題です。
もちろん、通常は「売上の規模が大きいほど所得の規模も大きくなりやすい」のは事実です。
しかし、中には「経費があまりない商売」もあります。
ちなみに法人税のことを「法人所得税」と呼ぶこともあります。
「法人の利益に対する税金」という、より厳密なイメージを伝えるためにこういった表現をするのですね。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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