おはようございます、今日はデコポンの日です。
非常にみずみずしくて美味しいですねぇ。
資金繰りについてお話をしています。
手形貸付やファクタリングについて簡単に紹介をしました。
もう一つ、ご紹介をしておきたいのが当座貸越です。
あらゆる金融商品の中で、もっとも「借り手の自由がききやすい」という特徴があります。
当座貸越では、次のような決まりだけが存在します。
「当座預金について、マイナス3,000万円までであれば、好きなときに使って下さい」
マイナスの預金残高ということは、金融機関に対する借り入れをしているのと同じ意味です。
企業は、自分にとって都合の良いときに当座預金からお金を引き出すことができます。
上の例であれば、3,000万円まで認められています。
そして、非常に特徴的なのは「返済をするのも自由」という点です。
・一ヶ月前に1,000万円を使った(残高はマイナス1,000万円)
・現在、手元にお金が少し残ったので、400万円を当座預金に入金した(残高はマイナス600万円)
通常、1,000万円のお金を借りたり、400万円の返済をするにはそれなりの手間暇が必要です。
しかし、当座貸越であれば、面倒なことは一切考えず、都合が良いときに取引をすることができます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
目の前の資金繰りを明瞭に把握していること 高橋 昌也 - 税理士(2020/05/22 07:00)
利益という曖昧な評価基準に惑わされない 高橋 昌也 - 税理士(2019/12/07 07:00)
それなりの信用度が必要です 高橋 昌也 - 税理士(2019/03/02 07:00)
手形貸付:貸主の都合 高橋 昌也 - 税理士(2019/02/22 07:00)
運転資金と設備投資資金を切り分ける 高橋 昌也 - 税理士(2017/12/14 07:00)