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「現金が少ない」「社長借入が多い」倒産とは?

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おはようございます、今日は香りの記念日です。
個人的には芳香剤はあまり得意ではありません。


生活費と事業の関わりについてお話をしています。
倒産企業の決算書には2つのパターンがあることを紹介しました。
それぞれのパターンの実情について補足をします。


◯パターン1 決算書上、現金残高が少なく、社長借入が多い
この倒産の場合、予想されるのは


・社長さんはそれほど贅沢はしていなかった
・個人側の資産について、相当程度を仕事につぎ込んだと思われる
・業界の趨勢や取引先等の都合で業績が悪化したものと思われる


こんな感じでしょうか。
決算上、手元に現金がなく社長借入が多いということは、それだけ生活費を仕事につぎ込んだわけです。
多分社長さんとしては、なんとか仕事を潰さないように色々と努力をされたのだと思います。
しかし、その思いだけで業況が上向くのであれば苦労はありません。
どれだけ誠意をもって仕事をしても、駄目なものは駄目なのが厳しい現実です。


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