おはようございます、今日ははちみつの日です。
最近は百花蜜以外にも色々とありますね。
粉飾についてお話をしています。
大手企業の有する有価証券の評価について、その難しさを確認しました。
昨日も触れましたが、子会社化した時点で非上場になっていることは珍しくありません。
つまり、市場を通じた客観的な評価が不可能になっているのですね。
その状態で実際に評価を下すためには「当事者の認識」が必要不可欠になります。
そこでよくこのような構図の問題が発生します。
・金融や証券など、株式の評価に関係する機構側の意見
A社が保有しているB社株式にはそのような価値がない!だから減損すべきだ!
・A社の見解
当社としては、B社事業についてはこれから成果が出ると見込んでいる!だから減損不要!!
買収に係る評価損失隠しが報道に出始めたとき、大概その当事者(上の例ならA社)はこういう反応をします。
そして難しいのは、A社が言っているのがごまかしの嘘なのか?本音なのか?がわかりづらい点です。
大概の場合には、報道等の継続によりA社が少しずつ立場をなくして、最後は「ごめんなさい」で終わるのですが。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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