おはようございます、今日は梅干しの日です。
塩分控えめのものが増えて、最近では防腐の効果が薄れているのだとか。
粉飾についてお話をしています。
在庫の数字と企業が語るお話にズレがないか?という観点から実例を紹介しました。
脱税系の粉飾では、在庫の数字を少なく見せることに注力します。
ただ、これまた当たり前のことですが・・・
・売上の数字が増えているのであれば、普通に考えれば期末在庫も増えているのでは?
これが当然の考え方です。
もし売上増にも関わらず在庫が減っている場合、どこかに在庫を隠しているのでは?と疑われてしまうのも致し方なく。
ただ、実際には事業の都合で本当に「売上増だが在庫減」という状況もありえます。
そういった場合には、脱税を疑われないように申告書上にその理由を明記しておくこともオススメです。
顧問税理士さんがいる場合には「税理士による書面添付制度」を活用するのが良いかと。
例えばそこに
「前年は期末時点で大きな案件が期をまたいで取り組んでいたので、在庫が増えていた。
当期はそのような期またぎの案件がなく、期中の取引額は大きかったが期末在庫は減少した。」
というような感じできちんと説明があると、妙な疑いをかけられないで済むこともあります。
(もちろん、適当なことを書いて嘘をついても、後でバレるのであしからず)
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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