おはようございます、今日はユースホステルの日です。
世界各地に存在しているようです。
事業承継についてお話をしています。
日本全体の産業において、中小零細企業が品質を支えていることに触れました。
確かに産業全体を支えているにも関わらず、中小零細企業の存在はあまり注目されません。
色々と理由は考えられますが、ここでは二つの方向性に絞ってみます。
・大企業が自覚していない
「ウチの製品はこんなところがウリです!!」と宣伝している大企業自身が、自社の品質を支えているのが誰なのか?ということをまったく自覚していないケースが少なくありません。
いやいや、その技術、実際には大企業だけでは成立していなくて、下請けさんの技術がないと成立していないことに気が付いています?という事例が多数あります。
・中小零細企業の言うことに興味を持つ人は少ない
中小零細企業には広報や広告の資金も、技術もありません。
また下請けという性質上、世の中に向けて言えないことも数多くあります。
ですので、実は自社がすごく高い技術を持っているとしてもそのことを明かせない、あるいは明かしたとしてもまったく注目をしてもらえないということは珍しくありません。
一昔前のテレビドラマ(倍返しだ、の一言で流行ったアレ)のような話は、ドラマだからこそ成立をしていると言えるわけで・・・
他にも色々と理由はあるかと思いますが・・・
これまで中小零細企業の高齢化問題はほとんど放置されてきたといっても過言ではありません。
やっと注目されてくるようになったのは、この10年くらいのことではないかな?と。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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