おはようございます。
我が家の近所にある第三セクター系テナントビルの夏祭りにて。
昨日からの続き、今日はROE(自己資本利益率)という言葉について。
本来は会計的な表を読むことが必要な指標なのですが、極簡単に。
次のような例を考えてみます。
・用意した元手
自分で用意したお金 300(自己資本)
他人から借りたお金 200(他人資本)
元手合計 500(総資本)
・獲得した利益 30
上記の例では500の元手を使って30の利益を挙げています。
一年間で考えれば6%(30/500)の利益率を達成しています。
この例では分母に総資本を持ってきました。
ちなみにこの指標をROAと呼びます。
自己資本利益率は、分母に自己資本だけを持ってきます。
上記の例ならば10%(30/300)のROEが達成されています。
計算方法はこんな感じです。
そして数年前、日本企業は海外企業に比べて次のような点を指摘されていました。
日本企業はROEが低すぎる
この点につき、少し補足してみます。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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