おはようございます。
先月行った時の写真です。
昨日からの続き、ROEが低すぎると言われていた日本企業について。
実はROEという指標は、至って簡単に上昇させることが出来ます。
方法は簡単です。
・商売の元手を借金に頼る
これだけでROEは劇的に上昇します。
昨日の例を流用します。
昨日は元手500を自分で300、他人から200用意して利益を30あげました。
では元手500はそのままですが、自分で100、他人から400用意すると?
ROE = 30/100 = 30%
用意した元手の総額は変わりませんが、それを他人から借りてくるだけで
簡単に数値を上昇させることが出来るのです。
そして当時、ROEの高さこそが効率的な経営をしていることの証拠とされていました。
当時、世界で正しいとされていたのは
借金をフル活用する経営
これこそが世界的な標準だったのです。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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