おはようございます、今日は日本初の海外ドラマが放映された日とのこと。
最近は配信サービスでの海外ドラマ視聴が当たり前になってきましたね・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
事業承継の実施に当たり、当該企業の業績はある程度好調であることが好ましい点に触れました。
もうひとつ、企業の業績だけでなく、財政状態(持ち物情報)についても触れておきます。
それは「手元資金がある程度貯まっている方が、選択肢は多い」という点です。
毎年同じくらいの利益を出している企業が2つあるとしても、手元の現預金残高は大きく異なります。
設備投資等に大量の資金を投じている例もあれば、手元に潤沢な現預金を抱えていることもあります。
こと事業承継を考えたとき、手元資金がある程度潤沢であることは、たいへん重要な意味を持ってきます。
それは「会社内部にお金が貯まっていれば、色々と講じられる手段が増えてくる」という事実です。
給与を引き上げるのでも、後継者にお金を貸すのでも、結局原資となるのは企業の手元資金です。
手元資金が100万円なのか、1,000万円なのか、1億円なのか?
これによって、検討できる選択肢は大きく異なってきます。
好業績を保ちつつ、手元資金をある程度貯められるように頑張る。
これが実現できている企業は、事業承継についても、かなり円滑に進められることが予想できます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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