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第三者への売却なら、なるべく高く売りたいのが当たり前

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おはようございます、今日で今年度も最終日です。
いやほんと、光陰矢の如しですねぇ・・・


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
株価算定について、株式には複数の価格が存在し得ることを確認しました。


まず第三者に自社企業の株式を売却するときのことを考えてみます。
それまで特に関係のなかった外部の人に、自社の株式を売却する。
このとき、売る人の気持としては、当然「なるべく高く売却したい」という気持ちが発生します。
(逆に、買い取る人としては「なるべく安く購入したい」という動機も存在します。)


このときに採用される価格が、一般的な市場価格と言えます。
先日ご紹介した「過去の平均的な利益を3年分加算する」というような方法は、こちらの方法に近いです。
M&A仲介企業等が絡む場合、株価が高いほうが発生する手数料が大きいという事情もあり、株価は高く出やすくなります。


市場価格での算定においては、企業の持ち物価値(解散価値)も利益獲得能力も高く見積もられやすい。
最近では外部の人に対して企業を売却するということも増えてきています。
ですので、そういうときに算出される株価というのは、全体的に高値傾向にある、ということができます。


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