おはようございます、今日はアメリカがアラスカを買収した日です。
いまとなっては、破格の買い物でしたね・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
株価算定について、どんな難しさが存在するのかご紹介をしてきました。
ここで税理士という立場からの株価算定について考えてみます。
税理士が株価算定に関わるとすると、概ね、2つの状況が想定されます。
・親族内を中心にした株式の移転(相続や贈与、親族内譲渡)
・外部の人に企業を売却する(まるっきりの第三者に自社株式を売却)
実はこの2つの状況において、計算される株価は大きく異なってきます。
というのも、それぞれの状況において、好ましいとされる株価は大きく異なってくるからです。
既に触れてきた通り、株価の算定には不確定要素が多数存在します。
ですので、最終的に計算される株価も複数存在するのです。
一物一価(ひとつの物にはひとつの値段がある)というのが一般的な性質ですが・・・
こと株式評価では、一物多価が珍しくないのです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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