おはようございます、今日は電気記念日です。
どこまでソフト化が進んでも、最終的に動力の問題はついてまわります。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
株式の価値算定につき、まずその時点で企業が持っている物の内容に注目しています。
ある時点での企業の持ち物情報(資産と負債のバランス)から株価を考える。
これを解散価値なんて言葉で表現することがあります。
「仮にその時点でその会社を潰すとしたら、どれだけのお金が残るのか?」という考え方です。
昨日は「預金だけが存在する」という極端な事例を設定しましたが、現実にはそんなことはまずありません。
預金だけではなく不動産や機械装置を有していたり、借金を抱えていることもあるでしょう。
プラスの財産でも形態は様々ですし、マイナスの財産だって有しているのが普通です。
それぞれの財産がどんな形態で企業内において保持されているのか?
そのバランスを分析し、ある時点における企業の価値、つまり株価を算定するのが解散価値の考え方です。
これだけの情報で考えるとそんなに難しくはないのですが、実際には色々と困難もあります。
というのも、金額が簡単に確定できる財産ばかりではないからです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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