おはようございます、今日は野菜の日です。
先日、海外で生野菜が毎日出てきて、たいへんありがたかったです・・・(昔はなかった)
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
地域性と行政について少しだけ。
行政というと、どちらかというと、あまり前向きなイメージを持たれる方は少ないかと思います。
「前例主義」「融通が効かない」「縦割り行政」
このあたりの言葉が、よく聴く悪口の筆頭でしょうか。
ただし、これ、そんなに悪いことではない、ということはぜひ若い人には知っておいてもらいたいです。
もし行政が前例をすべて無視し、都度新しい仕事のやり方をしたとしたら?
たぶん、私たちの日常生活は崩壊します。
行政がなんでも融通を利かせてくれたら?
おそらくですが、この社会はいまよりも遥かに多くの癒着や不正、忖度で溢れかえることでしょう。
行政に相談へ行ったら、あらゆる相談事にすべてひとりの人間が対応してくれるとしたら?
相談に行った人は救われるかもしれませんが、その間、他の人は放ったらかしにされます。
行政が、頑なに前例を守り、ルールを遵守し、その領域を守るのには、きちんとした理由があります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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