おはようございます、今日は新聞求婚広告が始まった日です。
出会いの形を考えてみると、いまのアプリも特段、不思議な変化ではないよな、と。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
不動産について、好立地が限られてきたことによる物件の狭小化について触れました。
物件狭小化が進行するもうひとつの原因として、建設原価の高騰があげられます。
建物を建設するために必要なものは、大きく次の2つです。
・原材料費
・人件費
原材料費は、もともと世界的な資源高もあって高騰していたところに、感染症騒動が後押しをしました。
いまでは物流もかなり正常化しましたが、未だにその余波は残っているそうです。
そして人件費の引き上げは、近年、あらゆる産業分野で主要な課題となっています。
建設でもその傾向は顕著で、人件費をある程度引き上げないと、人が確保できない状況が定常化しつつあります。
建設単価が上がれば、当然より多くの売上をあげなければいけない。
結果、一部屋辺りの面積を小さくして、一人でも多くの人に販売をしたい。
これもまた、物件狭小化が進行するひとつの要因です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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