おはようございます、今日は文鳥の日です。
鳥類は飼ったことがありません(現在は昆虫類が色々と)。
所得税の基礎についてお話をしています。
総合課税や分離課税について、大まかに確認をしました。
諸々の所得状況に応じて税額を計算するところまで話が終わりました。
次に確認をするのが税額控除です。
その名称が表す通り「税金」を「減らす」効果があります。
所得控除と大きく異なるのは、控除額は所得の金額により変わらないことです。
税額控除10万円だったら、所得300万円でも、3,000万円でも、3億円でも効果は10万円です。
すでに確認した通り、所得控除の場合には「いくらの税率が適用されるか」により、効果が大きく異なります。
そのため、専門家の中には
・すべての所得控除は撤廃すべし
・税額控除に統一すれば、より公平な税制が構築される
という意見を述べている人もいます。
ただ、この意見には、一つ注意点があります。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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