おはようございます、今日は姉の日です。
私自身は一番上なので、実感がまったくないです。
資金繰りについてお話をしています。
「利益があるのにお金が増えないのはなぜ?」という質問について。
最初に確認をしたいのは会計における発生主義という考え方です。
発生主義会計では、収益や費用を次のタイミングで認識します。
・債権が確定した時点で収益が、債務が確定した時点で費用が計上される
実際にはもう少し細かい議論がありますが、とりあえずはこの程度で十分です。
これを実際の取引に即していうと、次のようになります。
◯3月決算の会社。3月25日に300万円の販売契約を締結。代金の回収は5月31日。
この場合、収益が計上されるのは5月31日ではなくて3月25日と考えるのが発生主義です。
これは仕入等の費用側でも同じ処理を行います。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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