もう一つ、税金に関してはその周辺事情についても知っておく必要があります。
少し前から始まったマイナンバーという制度は皆さんも御存知かと思います。
簡単にいえば、個々人に税金等の管理をするための番号が振られる、という制度です。
この制度の是非については、色々と議論があります。
ここではそのことについて振れるつもりはありません。
ただし、この制度が始まったあとの動向については少し触れておきます。
簡単にいえば、税金に関する手続きについて様々な会社やお役所が厳しくなりました。
特に、今日も沢山お話をした行政に関わる分野ではその傾向が顕著です。
行政のお仕事は「税金の使いみちを考えること」でした。
社会的に有意義とは言い難い活動や仕事に税金を投じたら「税金の無駄遣い」と指摘されてしまいます。
そのようなことがないように、行政は税金を使うことに対してとてもシビアな観点を持っています。
では、行政が誰かに仕事を頼むとき、どんなことを気にするでしょうか?
もちろん、その人がきちんとした仕事をしているかどうか?という点も重要です。
それともう一つ、税金等の取り扱いについてしっかりと対応しているかどうか?という点です。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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