おはようございます、今日は地下鉄記念日です。
副都心線、大江戸線辺りの路線図が未だに覚えられません・・・
経営者と身体能力についてお話しをしています。
中国武術「韓氏意拳」を基に、動作ではなくその前の生命観について学ぶことについて。
ロボットの研究において「不気味の谷」と呼ばれる現象があることをご存知でしょうか?
ものすごく簡単にいうと
・ロボットの動きが人間に似れば似るほど、微妙な違いが気になって仕方がない
こんな現象です。
あからさまに人間と異なる動作であれば気にもならないのですが、ある程度動きが似てくるとその微妙な違いが強い違和感となり、嫌悪感を感じるのだそうです。
例えば「笑う」という日常的な行為において、不気味の谷はとてもよく分かります。
表情を再現するロボットはいくつも開発されていますが、そのどれもが「不気味の谷」現象を超えることは出来ていないように思われます。
少し言い換えると
・笑うという行為による表情筋の動作は再現できても、笑うという行為全体の再現は出来ていない
ということになります。
行為全体の中には、「笑う前の衝動」が含まれます。
ロボットには衝動がありませんので、どこまでも不自然な笑いが再現されます。
実はこの不気味の谷の存在こそが人間の生命観の根拠であり、そこにこそこれから人間が人間として取り組んでいくべきことがあるのではないか?と。
動きの再現だけならば、間違いなく人工知能の方が有用で有能になっていきます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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