おはようございます、今日は役所改革の日です。
いつの時代も言われている言葉ですが、実現は難しいですねぇ…。
記帳義務と複式簿記についてお話をしています。
会計ソフトを使っている場合の弊害について簡単に。
一番わかりやすい例として、現金を取り上げてみます。
会計知識ゼロの人がソフトを使って帳面を作っている場合によくみかける事例です。
現金の残高をみてみると
△5,000円
といった数字になってしまっているのです。
銀行預金であれば、確かにマイナス残高ということはあり得ます。
しかし、現金にマイナス残高はあり得ません。
「サイフの中にはマイナス5,000円が入っています」という状況が絶対にあり得ないことはすぐに分かって頂けるかと思います。
手軽に作れるようになったからこそなのですが、残念なことに実用に耐えられないレベルの複式簿記による帳簿が沢山あることは事実です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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