- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
- 小川 勇人
- (建築プロデューサー)
「断熱」を含むコラム・事例
2,334件が該当しました
2,334件中 2051~2100件目
構造用合板から脱却しよう!
前回は、首都圏における正しい充填断熱は壊滅状態だという話しをしましたが、そうした施工状態ですから、ピンホールのようなほんの小さな穴からも容易に抜けてしまう水蒸気は、多かれ少なかれ壁体内に侵入することになります。 この水蒸気が外壁の外側で冷やされて結露を起こす前に、外壁通気層に抜けてしまえば問題はないのですが、そこに透湿抵抗(湿気の通し難さ)の大きな構造用合板が張られていると、水蒸気の...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
いい加減な気密シート張り
設計者を集めた研究会において、間違った断熱方法として一番多かったのは、耐力面材として外壁廻りに構造用合板を用いている例です。 軸組の外側に構造用合板を張り、軸組の中にグラスウールなどの断熱材を挿入し、室内側には石膏ボードを張る、というのは、現在最も一般的に行われているやり方かもしれません。 これで石膏ボードとグラスウールの間にきちんと気密シートが張られていて、水蒸気の壁体...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
正しい断熱の方法とは?
あなたはご存知でしょうか、設計者の多くが正しい断熱の方法をきちんと理解していないことを、 以前、首都圏の木造住宅を得意とする設計事務所10社ほどを集めて、研究会を開いた時のことです。 そこで私は、これからの住宅断熱の考え方についての講義を受け持ったのですが、講義の前に、現在実際に行っている断熱方法について、皆に外壁の断面構成を図にしてもらいました。 その時分かったの...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
呼吸する壁をつくる(その1)ーー透湿気密面材
「呼吸する壁」とはちょっと魅力的な表現だが、本当は「透湿する壁」と言った方が正しいのかもしれない。 充填断熱工法では断熱材の部屋内側に「気密シート」を貼る事で気密を取る。 この「気密」には3つの意味がある。 1)隙間を無くすことで換気損失を減らす事 2)室内で発生した水蒸気の外壁内侵入による結露を防ぐこと、 3)計画換気を可能にすること、 である。 さて、外張り...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
天井ボード張り及び壁断熱材工事
天井のプラスターボード張りが進行中です。 並行して、壁の断熱材の充てんも始まりました。 壁の断熱材は一般的なグラスウール。 袋入りの断熱材の為、湿気が侵入してきても、断熱材を濡らさない様になっている。 取り付けは、袋に縁が付いており、その縁を間柱留めることにより、気密性を高め、湿気の侵入を防ぐ。 グラスウールは、人体に触れるとチクチクする。袋に入っ...(続きを読む)
- 松永 隆文
- (建築家)
透湿防水シート張りが始まりました
外壁材を張る前に、透湿防水シートを張ります。 透湿防水シートとは、言葉通り、湿気を通して、雨水を通さない。 室内の湿気が壁の中に侵入した時に、外に逃がす働きをします。湿気が逃げないと、壁の中の柱や断熱材が湿り、カビの発生原因となります。 透湿防水シートに、胴縁という細い木材を打ちつけ、外壁材と透湿防水シートの間に隙間を開け、湿気の抜け道を作ります。いわゆる外壁通気工法といわ...(続きを読む)
- 松永 隆文
- (建築家)
オール電化が、エコとは限らない
いつか書こうと思っていたのですが、まとまったデータの提示が 中々出来ないので遅れ遅れになってしまったことがあります。 それは、オール電化が、実際はエコでもないらしい いうことです。 黒木瞳さんはご存じないかもしれませんが。(関西電力のCMのこと) 久しぶりに、自立循環型住宅のホームページを見ると 自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機の省エネルギー効果について という報告の...(続きを読む)
- 本田 明
- (工務店)
接合金物と自然系の防蟻剤
関西淡路の大震災の時に木造在来工法による家屋で土台から柱が抜けて倒壊した事例が多かった。 これを機に法改正が行われ、柱にかかる引き抜き力を計算し、必要な金物で緊結しなければならなくなった。 ホールダウン金物は最も引き抜きを受ける柱に使用される金物である。 コンクリート基礎に打ち込むため正確な位置にセットされなければならない。 木造在来では、伝統的な「仕口」を用いて、できるだけ金物は...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
1階床根太組が始まりました
1階の床組み方法には、いくつかの方法があります。 根太レス合板工法や、土台より床を下げて計画する場合の置き床工法等々。 「wa+」は、もっとも一般的な工法を採用。 鋼製束に910ミリピッチに大引きを設置し、その上に45ミリ角の根太を対角に455ミリピッチで、組んでいきます。 この根太の間に断熱材をはめ込み、12ミリの構造用合板を張っていきます。(続きを読む)
- 松永 隆文
- (建築家)
船橋建築塾 やってます!
当事務所は、今まで地域密着型の設計事務所ではなかったのですが、 少しは地域に対して何らかの貢献をせねばいかんかな?と思い立ち、 月1回ですが、船橋建築塾 というのをやっています。 これは、以前やっていた断熱セミナーのように 私が演台に立って講義をするような感じのものではなく、 自宅のダイニングで行なうお茶会みたいなものですから 最大5名までしか入りませんが、 逆に...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
北海道のサンドイッチ工法の家
夏、北海道に帰って、久しぶりに妻の兄の家に立ち寄った。 以前、AllaboutのQ&Aで「打ち放しコンクリートのメリット、デメリット」についての質疑があり、建築家諸氏がサンドイッチ工法について書かれていたが、この家は正にそのサンドイッチ工法で建てた家である。 正しくは、増築したLDKなのだが、丸いケーキの四分円を切り取った形をして2層分吹き抜けている。 ただの打ち放しコンクリートを丸く...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
屋根断熱から屋根遮熱へ・・・・
大阪府枚方市楠葉美咲のS様邸は、順調に作業が進んでいます。 この現場から、アルミを貼った遮熱ルーフィングを採用しました。 屋根裏の温度が3度〜4度下がるとのデーターも出ていますから楽しみです。 日頃から、コストを下げる努力をしていますが、今回の遮熱ルーフィングは、屋根部分面積一平方メートルで、約600円のアップとなりした。 単純計算なら二階床面積が15坪の家で約5万円前...(続きを読む)
- 宮原 謙治
- (工務店)
甲府の現場報告 8(内部木工事)
甲府から現場報告の写真が先日届きました。 内部の様子と外部から見た写真です。 外壁下地の構造用合板をつけ断熱材が敷きこまれました。 明日現場へ行くのでこの目で確かめてきます。 曲面にうまくサッシュが取り付けられていることを願って。 noanoa yasuko ohtsuka(続きを読む)
- 大塚 泰子
- (建築家)
カラーベスト(コロニアル)屋根は、本当に塗装の必要があるのか?
塗る必要がない? ある? コロニアル屋根の本当の塗装の必要性。 一部塗装をする必要がないという意見もありますが、長い間に表面に塗装してある塗膜がなくなってくると、雨水の吸収の蒸発をくりかえしと強い紫外線の影響で、もろくなると同時にスレート自体が反りあがってきます。 科学的な理屈はわかりませんが、私の職人としての経験則です。 実際に築30年近いお宅で、屋根の塗装がはじめてだという...(続きを読む)
- 曽根 省吾
- (リフォームコーディネーター)
エコ住宅を造るために
中落合の家の現場では屋根作業が進んでいる。屋根は2重構造になっていて、内側の層にはネオマフォームという旭化成の断熱材を利用することになった。この断熱材は断熱性能が非常によく同等の厚さで比較すると通常のものより倍以上の性能を発揮する。その上には通気層を設けて、熱い空気を外部に放出するという仕組みである。下の写真はその断熱材の様子である。 住宅におけるエネルギー消費量については ・照明3...(続きを読む)
- 増井 真也
- (建築家)
定番素材(その2:羊毛の断熱材ウールブレス)
呼吸する住まいでは「ウールブレス」というニュージーランドの羊毛から作られた断熱材を使っています。厚さは110mmと60mmの2種類があって、それぞれにバージンウール(右)の製品とリサイクルウール(左)の製品がありますので、4種類あることになります。通常は厚さ110mmのリサイクルウールをつかっています。コストは1500円/平方メートルで一般的な断熱材のグラスウールより約1000円/平方メートルくら...(続きを読む)
- 栗原 守
- (建築家)
エコリフォームというブームで最近思う事!
外断熱リフォーム・エコリフォームに於いて 外貼りの断熱だから、珪藻土さえ使用すれば、漆喰、シックハウス対策建材、調湿建材といろんな製品の情報が多く、インターネットに公開されるようになりました。 ですが、その一つ一つの製品、素材の利点とメリットだけを見れば、確かに大変良さそうな、魅力のある製品ばかりです。 ですが、珪藻土でリフォームしたのですが、外断熱リフォームをしたの...(続きを読む)
- 深澤 熙之
- (建築プロデューサー)
蓄熱層としてのベタ基礎工事
40坪程の平家建てのため基礎のコストが随分割高になってしまう。 ベタ基礎とし、スラブ下にはスタイロフォームを敷き詰めている。 通常、首都圏地域では基礎断熱を施す場合、 建物外周部から90cmの幅でベタ基礎スラブ上の断熱を取れば、 夏場に床下の基礎コンクリート部分で結露を起こすことはない。 今回は基礎コンクリート全体を暖冷房の蓄熱層とするため断熱材で包んでいる。 ...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
エコハウスの地下防水
外断熱の地下防水は ボルテックス 断熱材の上に施工できます。 8mmもあるシートで''ベントナイトの砂(粒)''がぎっしり入っていて、 これが、コンクリートを打ったときに水和反応でゲル化 緊密な防水層を形成します。 ベントナイトは 天然の粘土鉱物で環境に配慮した材料です エコハウスの防水にお勧めです。(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
風通しの良い家の仕組みは、風の吹く方位を知ること
立秋になると、暑中見舞いから残暑見舞いに変わります。 この季節の変わり目は、風の吹く方位の変わり目でもあります。 大阪・枚方市では、暑中見舞いの季節は、東、南の風が多く吹きますが、 残暑見舞いの季節になると西からの風が多くなります。 『最高気温を記録しました。』 の、ニュースを聞いたり目にするのは8月中旬から下旬に...(続きを読む)
- 宮原 謙治
- (工務店)
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