障子の効用
障子は元来、襖も含めて室内を仕切るためのものの総称でした。
日本家屋には欠かせないインテリアエレメントですね。
和紙を通して拡散される柔らかな光や
框と桟、細い組子で構成される、シンプルで凛とした潔いデザインが、
カーテンとはまた違う魅力で窓辺を演出してくれます。
そこで障子の効用とは…
*光の拡散効果が大きいので''室内全体を同じ明るさでやわらかく''つつみこみます。
*和紙の光の透過率は40%〜50%。''明るさを調節し、直射日光を半分ぐらいに軽減''します。
*カーテンより''断熱効果''があり、暑いときにも寒いときにもお役立ち。
*''自然喚気機能''や''吸湿作用''があり、室内の湿度を調整してくれます。
とってもエコな''障子''ですね。
ちかごろ人気のインテリアイメージ、「和モダン」との相性もピッタリ。
障子を壁に引き込むように計画しておけば、窓を全開することもできます。