納谷 学(建築家)- コラム「明るいLDKとテント生地」 - 専門家プロファイル

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ナヤ マナブ
( 神奈川県 / 建築家 )
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明るいLDKとテント生地

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多摩川の住宅 2006-07-15 00:01
1階と同様、2階のLDKも壁一面が、建物の中央にはさみこんだ縁側的なスペースに向かって開くことが出来ます。

建具は、テント生地で太鼓ばりにしているので、耐水性に優れ断熱性能があります。

ひかりは拡散され、柔らかいひかりとなり、部屋の奥まで届きます。
また、自在に開けることができるので、自由に歩き回ることができ、同時に家全体の熱環境をコントロールすることができます。
窓が直接外部に面していなくても、計画しだいでは明るいLDKをつくることはできます。

テント生地は、あまり住宅のインテリアでは使われませんが、目的と用途に合えばテント生地だけではなく、さまざまな材料の使用が可能となります。
大切なのは、そこでは何のために必要で、その目的を叶えるためには何がベストかということです。
もちろんコストパフォーマンスも大きな要因のひとつです。

つまり、既成概念に捕われることなく、素材もまた最適な場所に使われることによって性能を発揮するのです。

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