プランに自由度を与えるためでもありますが、少しずつ開けたり、個室の光と風抜けを部屋の壁一面でコントロールするのです。
どこでもドアあるいはどこでも窓。
個室は、入口から3段程ステップダウンして入ります。
たった3段のレベル差が不思議と落ち着いた空間をつくりだしました。
クライアントは引っ越しされて熟睡できるようになったそうです。
人間の身体感覚は非常に繊細にできてることを実感します。
是非この感覚をみなさんにも体験して頂きたいものです。
この住宅は、お陰様で American Wood Design Award 2006 においてHonor Award を受賞いたしました。
6/29〜7/11の期間、新宿のリビングデザインセンターOZONE・3F・OZONEプラザにて展示中です。
お近くにいらした時には是非立ち寄って見て下さい。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
044-411-7934
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