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能代の住宅 のコラム一覧
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祝 JIA東北住宅大賞2006 優秀賞受賞
「能代の住宅」が記念すべき第1回 JIA東北住宅大賞2006 優秀賞を受賞しました。 昨年の公開一次審査を通過して、3月の季節はずれの吹雪の中、現地審査が行われました。審査員の古谷さん、五十嵐さん、三木さん、そしてJIA事務局の皆様、本当にご苦労様でした。 そして、ありがとうございます。 終わった仕事がこのように眼に見える形で評価されることは、今後の設計活動の大きな励みにな...(続きを読む)
ひかる壁、ひかる床
「能代の住宅」は、家のほぼ中央に浴室を計画しています。 そのため浴室の壁は、直接外気に接しません。北国の住宅では、浴室が寒いとお風呂に入るのも憂鬱になりますが、これで解決です。 問題は、外の光を浴室に届けることです。 でも浴室の正面の壁はトリプルポリカーボネイトで出来ているので、ひかりを通してきちんと断熱します。 このように、「能代の住宅」ではプランで冬の外気から...(続きを読む)
町内会と昼寝
「能代の住宅」では、主な生活空間(リビングや水周り、寝室など)を2階にして、2階だけで生活できるようにしています。 そして、1階は逆に日常的には使用頻度の少ない駐車場や和室を計画しています。 1階の和室は、町内会などの集まりがある時や人数が集まって行事ごとをするような時に便利です。その上この和室の周りには土間がありますから、土足で来て畳に腰掛け、庭を望むことができます。 ...(続きを読む)
二重の生活
「能代の住宅」では、日常の生活空間を陽当たりのいい2階にしています。 夏は開放的なリビングとして外壁まで大きく使い、冬はその内側で建具を閉めて、コンパクトに生活します。外周の開口部からのひかりが、内側の障子を通して、柔らかい空間を演出します。また、これによって冬の光熱費を抑えることができます。 実際生活体験を聞くと、季節だけではなく、一日の中の時間帯で建具を閉めたり開けたり、こ...(続きを読む)
夏の家、冬の家、ドーナッツ
「能代の住宅」では、プランを二重にしています。 プランを二重? 簡単に説明すると、外壁で囲まれた建物の内側に生活するスペースをさらに小さく造っています。ちょうど箱の中にもう一つ箱を入れた感じです。ドーナッツ型と言えばイメージできるでしょうか。 夏は外側の外壁まで空間を大きく使い、冬は内側の箱でコンパクトに生活するのです。外側の箱と内側の箱の隙間は、夏は風の通り道となり...(続きを読む)
北の国から
昨年、秋田の能代に住宅が竣工しました。 日本海にほど近い地域なので、季節を通して比較的風が強く、夏は過ごし易く気持ちがいい毎日です。 でも冬は、雪こそ少ないのですが、体感気温の低い厳しい日々が続きます。 ですから北国では、開口部が小さく、壁の断熱性能に期待するために開放的な住宅は難しいのです。 この能代の敷地で我々の出した答は、リビングや食堂を含め、台所、寝室、水...(続きを読む)
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