対象:マナー
回答:3件
様々な角度からお客様に気配りをしましょう
こんにちは、ジャッキーさん。インタープロスの竹上順子と申します。
階段はどのようなタイプのものでしょうか。
商業ビルなどと同じような一般的な、途中に踊り場があるタイプの階段であれば、基本的
には上がるとき、下るとき共に、「案内者は外側を歩き、お客様が内側を歩く」ようにしま
す。
内側を歩くと、最短距離で移動できることになりますね。お客様の負担を最小限にすると
いう気配りです。
真っ直ぐな階段の場合、いくつかの条件があります。
外の景色が見える窓があるときは、景色の見える窓側をお客様に歩いていただきます。
窓もない階段では、手すりのある側をお客様に歩いていただきましょう。
また、このときお客様の前を歩きますが、真っ直ぐ前を見て歩くのではなく、お客様側に体を向け、
足は階段に対して斜めに置き、脚を交差させながら足を運びます。
このようにすると、お客様の状況を確認しながらご案内ができるため、万が一お客様に何
かあったときにもすぐに手を差し伸べることができます。
そして、ご案内の際には、「足元お気をつけ下さいませ」という気配りの一言を添えましょう。
オフィスでのちょっとした立ち居振る舞いも、会社の姿勢を表していますので、疑問点は
早めに解決し、今後のお仕事に活かしてくださいね。
回答専門家

- 竹上 順子
- (研修講師)
- 代表取締役
We’ll move into action For you・・・
変化する時代の中にあっても、 不変である“心の豊かさの実感” と“成長できる喜び”を、仕事を通じて実現していきます。先人の教えを現代の求めに応じて変化させ、社名の考え方、双方向(Interactive)繁栄(Prosperity)を実現します。

清水 ヒロミ
メンタルヘルスコンサルタント
-
はじめまして ジャッキーさん
ディアナの清水ヒロミと申します。
よろしくお願い致します。
このようなことを気にかけられるとは、気遣いの素晴らしい女性ですね。
「この階段をのぼったところです」など、ご案内をしながら、誘導します。階段をのぼる際には、 お客様に手すり側を昇っていただきます。
このときにも、少し半身で歩調をあわせて進みます。
お客様の後ろからのぼる際は真後ろをついていかず、斜め後ろを歩きましょう。
お尻を真後ろから見るのは失礼になるからです。
海外では、階段をのばる際、お尻を後ろから見るのは失礼になるため、男性が先にのぼります。
が、日本人は落ちた時は男性が女性を守る等の精神から、女性を先にのぼらせる傾向にあるため、
お客様によって、臨機応変に対応すると良いと思います。

OK和男
研修講師
7
階段でのお客様のご案内
始めましてジャッキーさん。
日本ボディデザイン協会のOK和男と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
ジャッキーさんのお客様を思うこの気遣いが素晴らしいですね。
では、階段でのお客様の先導について、よりスマートな動きをお伝えさせていただきます。この基本は、まず行き先を告げて、何処へ行くか判らない不安を感じさせないように配慮します。
その上で、2~3歩先を歩きご案内します。
「お客様のどちら側を歩く?」のご質問のお答えです。
階段では、位置関係の左右のこだわりよりも、お客様に手すり側を歩いていただくようにします。
続いて、前後の位置関係はどうでしょうか。基本的には、上がるときも下りるときも先にたって先導します。この時、お客様にお尻を向けないように、少し半身になり、お客様の様子や歩く速度を確認して、歩調を合わせて歩きます。
ただし、会社により階段を上るときは、お客様に先に歩いてもらい、自分(案内係)は後ろを歩き、逆に下りるときは、自分が先に歩き、お客様や目上の人を高い位置から見下ろすことの無いようにする事を優先するところもあります。
この場合の上りでは、お客様の真後ろに立たないように、少し斜めを歩きましょう。
自分が常に下にいれば、万が一お客様が転倒などされた場合に救助も可能になります。
応用となりますが、お客様がミニスカートで、案内係が男性の場合は、どうでしょうか?
この場合は、階段を上るときに、後ろ(下)から男性がついてくるのは、(女性のお尻の位置に男性の顔がきてしまい)気になってしまうでしょうから、「お先に失礼します足元にお気をつけ下さい」と一言添えて、先に上りましょう。
また、通路が複雑でお客様が迷われてしまうようなときにも「お先に失礼します。足元にお気をつけ下さい」と一言添えて、先に歩いてOKです。
スマートなご案内で、会社全体が好印象をもたれるように、「心のこもった」応対を心がけてみてください。 優先すべきことを考えて臨機応変にご案内すれば、きっとお客様にも喜んでいただけることでしょう。
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