対象:マナー
祖母の喜寿で中華のコースを頂くことになりました。祖母は茶道をしており、喜寿の会にはお弟子さんも呼ぶとのことです。
中華料理で個室、コース料理というものを経験したことがないため、今からテーブルマナーが不安です。お弟子さんが皆さん40代というとに加え、招待する側ですので失礼なことはしたくありません。
全ては出来なくても、恥ずかしくない程度の知識を持って臨みたいです。基本的にサーブは店員さんがしてくれるとのことですが、一緒に食事を頂く上で何か注意すべきマナーやポイントがあれば教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、プロファイル運営事務局が編集して掲載しています。
専門家プロファイルさん
回答:1件

佐野 由美子
ビジネススキル講師、マナー講師
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中国料理の基本マナー (皆で和やかに食卓を囲むのが一番です)
「喜寿のお祝いの会」ということですので、ホスト役の方は 皆さんが親しく食事と会話を大いに楽しまれることに気を配られることが一番です。
中国料理はおおらかさが魅力で、円卓は会話が弾むための最良のお席です。
是非 以下の「基本マナー」をご参考に朗らかな祝宴を盛り上げてください。
【円卓の席次】
円卓の上座は、出入り口から遠い一番奥の席です。主賓の方はこのお席に。
奥の方から右、左、右、左と目上の方から座っていきますが、臨機応変でも構いません。
ホスト役(または一番目下)の方が、出入り口に近い席に座ります。
【料理の取り分け方】
基本的にお店の人がサーブをしてくれるということですが、大皿料理がテーブルに置かれた時には、上座の方から自分の分を取り分けます。(ご年配の方の分は近くの方がお手伝いしてももちろん構いません)
回転台は 「時計回り」がマナーです。料理が足りなくなることがないように、最初は少な目に盛る方がいいでしょう。全員に料理が行き渡ったことを確認してから箸をつけます。
その後、大皿に料理が残っている時は お替りは自由にお取りください。
【器は手で持って食べていいか?】
中国料理のお椀類は熱くなっていますので、お椀や皿を手で持たずに食べるのが基本的なマナーです。ただし、チャーハンなどのこぼれやすい料理は、器を持ってレンゲで食べてもOKです。
【手掴みで食べてもいいお料理】
甲殻類や、骨付きの肉などは手を使っていただいても構いません。フィンガーボールやおしぼりを使って手をきれいに拭ってください。
【お酒や中国茶は】
ホスト役の方が、全員のお飲み物に常に目配りをして、切らさないようにたっぷりとオーダーをして絶えずお勧めの声をかけてください。
【苦手な食材などは】
1人分からでも料理を変えてくれます。食べられない食材などは、食事が始まる前にお店の人に伝えてください。
【お祝いの料理】
中国料理は 「祝席」が得意です。縁起の良い料理や盛り付け、お祝いの桃饅頭やお菓子などが色々とありますので、事前にお店に相談して1品でも特別な料理を加えてみてはいかがでしょう。お祝いにふさわしい演出をされると皆さまにとても喜ばれます。
どうぞ素敵な喜寿のお祝いになりますようにお祈りいたしております!
(現在のポイント:-pt)
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