おはようございます、今日はバレンタインデーですね。
悲喜こもごものやり取りがほうぼうで交わされることでしょう。
昨日からの続き、小さな会社と会計について。
期間帰属について考えてみます。
そもそも仮払金や仮受金のイメージは
「いつかは内容が確定するけど今は分からないからとりあえず」
という勘定科目です。
ポイントはこのいつかという部分です。
会計は一定の区切りを迎えながら連続していくものです。
一つの区切りごとに決算を確定して期間損益を計算する、
これが現行会計の最大の目的であるとされています。
仮払金や仮受金があまり好ましくなく、残しておく場合には
せめて言語的なフォローをしておきたいのはこのような
会計の基本目的に関わってくる部分だからです。
どこの会計期間に帰属するのか、というのはとても大切な意識です。
これらの多くは税務申告においても要確認の項目です。
少しさらってみたいと思います。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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