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キャッシュの重要性が高まった

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おはようございます、組閣が少しずつ決まっているようです。

くどいようですが、政治が原因での不安は極力

取り除いて欲しいものです。



昨日からの続き、利益力の算定表示から次の段階に進んだ

会計について考えてみます。


例えば「実現していない収益」でも収益として考える、

というのが前段階での会計でした。

実務上の要請から実際には収益計上をしないことも多いのですが、

その理由は


「やはり実現していないような収益を計上すると、

いくらなんでもやりすぎなんじゃない?」


という感覚です。

少し言い換えると「現預金の裏付けがなさすぎる」ことです。

バブル期に自分の持っている土地が値上がりするのをニヤニヤと

楽しんでいる人が多かったそうですが、その値上がりは売却して

初めて実現するわけです。

ところが、実際には売却をせず保有を続けたことでその利益が

正しくバブルのごとく消え去ったわけで。


つまり、利益力の算定表示のためにはやはり「実現していること」、

要するに「現預金の裏付け」があった方が良いのでは?

という考えになったのですね。


更に、現預金を重視する理由は他にもあります。

そのお話はまた明日以降。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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