おはようございます、今日は都市景観の日です。
「その国や地方ごとの景観」というのは、ひとつの価値を持っているのだな、と最近あらためて感じています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
音楽や武術で生きていくことの難しさについて、実は事業経営と似ている部分がある点について確認しました。
そしてこの話は、今回の話題を取り上げ始めたきっかけの一つである外食についても同じような話が言えます。
店長ひとりで中身を濃くやっていたときはまだ良かったが、規模を広げたら難しくなって・・・
そんな形で閉店してしまう飲食店も少なくありません。
(その前段階である「1人分の儲けも出せないで終わってしまう」という事例もありますが)
そこで、音楽や武術、外食を主な前提として、生き残っていくための手段について少し考えてみます。
まず選択肢として考えられるのは「事業規模を大きくしない」という方法です。
・音楽家や武術家として、自分自身の実績を大切にし、自分を評価してくれている顧客のための仕事に注力する
・飲食店であれば、常連さん(既存顧客)を大切にしつつ、店のスタンスが妙な方向へ変わらないように気を付ける
・ともかく品質向上とその維持に努め、その価値を提示し続けることを忘れない
後ろ向きのようですが、実はこういった業態で地道に稼いでいる中小零細企業は多数存在します。
いわゆる「ニッチ市場」と呼ばれるところで生き残っている企業は、「事業規模を大きくしないこと」を大切にしています。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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