おはようございます、今日は世界気象デーです。
気候変動と食料など、その具体的な影響が年々感じられるようになってきました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
中小零細企業の速度感を活かすため、出資と経営は分離させないことが多い点を確認しました。
実際に会社を作るとき、大多数は「お金を出した人が社長として経営する」という形に落ち着いています。
これはつまり出資者=経営者ということなので、出資と経営が同一となっています。
問題は、このように出資と経営が合致している企業について、事業承継を考えたときの対処方法です。
単純に経営者が交代した時点で、出資者と経営者は以下のようになります。
出資者:先代経営者である企業の創設者
経営者:先代経営者から事業を引き継いだ、次世代の経営者
つまり、出資と経営が分離しています。
ですので、先代経営者から次世代経営者に、どのように株式を移転させるのかが大きなポイントとなります。
ここも税理士が支援できる、たいへん重要な分野となってきます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
若い世代にどうやって資金を移転させていくのか?(2025/04/22 08:04)
お客さまの人生に興味が持てるか否か(2025/04/21 08:04)
ここまでの諸々を振り返る(2025/04/20 08:04)
相続対策で行われる株式上場がある(2025/04/19 08:04)
規模が大きな会社だと問題になりがち(2025/04/18 08:04)
このコラムに類似したコラム
いつ移転をするのかを考える 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/06 08:00)
ここまでの諸々を振り返る 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/20 08:00)
先代が生きているうちの積極的な準備が必須 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/15 08:00)
譲渡:譲渡所得税が発生する 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/13 08:00)
譲渡:まず妥当と思われる譲渡金額を計算する 高橋 昌也 - 税理士(2025/04/11 08:00)