おはようございます、今日は明太子の日です。
先日、食べ放題のお店で食事をしましたが、そんなに量が食べられるものでもないもんだなぁ・・・と。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
相続における現預金の強みについて、簡単に振り返りました。
ここでもうひとつ、有名な格言として「金持ち喧嘩せず」というものについて考えてみます。
フィクションの世界等では、お金持ちの一族というのは、何かしらの争いごとが起きることが多いです。
しかし、こと現実社会で考えると、この「金持ち喧嘩せず」の格言は、当たっていることの方が多いように思います。
極論を言うと、人間、数千万円くらいのお金を受け取ると、案外と満足してしまうものです。
(もちろん、遺産規模によりけりですが)
実際に不動産や株式がたくさんあるような相続で、もめちゃうのかなぁ・・・というような話でも、なんとかなってしまったり。
どちらかというと
・遺産総額が数百万円~数千万円くらい
・不動産など分けにくい遺産に偏っており、現預金があまり残っていない
こんなケースの方が、トラブルになっているように思います。
そこまで現預金がたくさんあるわけでもない場合、例えば不動産を生前に売却しておくといった手段もありえます。
現預金の比率を高くして、分けやすい状態に変えておく。
相続税としては高くなる可能性もありますが、それ以上に「遺産分割が円滑に進むこと」は価値があるケースも多いです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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