おはようございます、今日はWindows95の発売日です。
そうか~あれ、もうすぐ30年か~
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
産業基盤が存在する街とそうでない街とで、特に緊急事態が起こったときの対応が大きく異なります。
産業基盤がある街の場合、災害で損害が出ても、それを復旧する力が大きく働きます。
簡単にいえば「経済全体への悪影響が怖いので、早くもとに戻したい」という優位性が働くためです。
これが産業基盤が脆弱な街の場合、その優位性が働きません。
すごくキツイ言い方をすると
「その街の復旧が遅れても、経済全体への悪影響が軽微と考えられる」
このように判断されるのであれば、復旧の速度が遅くなってしまうのは、半ば必然といえます。
そして、当然のことながら、この復旧速度の違いは、そのまま人の流れに直結します。
復旧が早々に進む街とそうでない街。
どちらに人が残りやすいかといえば、考えるまでもありません。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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