おはようございます、今日はTシャツの日です。
半袖の場合、やはり生地の厚さも薄いほうが好きかなぁ・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
最近、飲食店等で増えている個人事業主の廃業について考えています。
少し前にTVのニュースで「物価高騰の煽りで飲食店の倒産が増加しています」というような報道がありました。
「街で評判のラーメン屋だったが、原価高騰が厳しく、値上げもこれ以上できないので閉店」という事例が紹介されていました。
この流れで考える場合、ここでいう「倒産」という言葉は
・本人は希望していない、望まぬ形で事業を終えることは、すべて倒産という言葉で括られる
こういう感じなのかな、と思いながら番組を観ていました。
仮に番組内のラーメン店主が個人事業主だとしたら、起こっているのは「個人事業主の廃業」という現象なんだけどな、と。
この報道だけだと、実はわからないことも多々あります。
ずばり、ポイントとなるのは「廃業時点で、どれだけ借金があったのか」です。
仮に無借金だとしたら、廃業をしたとしても、新しい生活の立て直しは比較的容易でしょう。
逆に大量の借金が残っている場合、どこかへ働きに出ながら、その借金返済を続けていくことになります。
このあたり、世間一般で言う「倒産」という言葉で括られている事象は、実際には多種多様です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
若い世代にどうやって資金を移転させていくのか?(2025/04/22 08:04)
お客さまの人生に興味が持てるか否か(2025/04/21 08:04)
ここまでの諸々を振り返る(2025/04/20 08:04)
相続対策で行われる株式上場がある(2025/04/19 08:04)
規模が大きな会社だと問題になりがち(2025/04/18 08:04)
このコラムに類似したコラム
何もせず、気がついたら退場しているケース 高橋 昌也 - 税理士(2024/07/23 08:00)
個人事業主の廃業:飲食店などで非常に多い事例 高橋 昌也 - 税理士(2024/07/19 08:00)
いわゆる「倒産」という法律用語はない 高橋 昌也 - 税理士(2024/07/18 08:00)
パターン1:社長が生活費を仕事に注ぎ込んでいた 高橋 昌也 - 税理士(2024/04/25 08:00)
ほんとうにきつい状態になってからだと、お金は借りられない 高橋 昌也 - 税理士(2025/03/10 08:00)