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望まぬ形で廃業することを「倒産」と表現しているっぽい

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おはようございます、今日はTシャツの日です。
半袖の場合、やはり生地の厚さも薄いほうが好きかなぁ・・・


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
最近、飲食店等で増えている個人事業主の廃業について考えています。


少し前にTVのニュースで「物価高騰の煽りで飲食店の倒産が増加しています」というような報道がありました。
「街で評判のラーメン屋だったが、原価高騰が厳しく、値上げもこれ以上できないので閉店」という事例が紹介されていました。
この流れで考える場合、ここでいう「倒産」という言葉は


・本人は希望していない、望まぬ形で事業を終えることは、すべて倒産という言葉で括られる


こういう感じなのかな、と思いながら番組を観ていました。
仮に番組内のラーメン店主が個人事業主だとしたら、起こっているのは「個人事業主の廃業」という現象なんだけどな、と。


この報道だけだと、実はわからないことも多々あります。
ずばり、ポイントとなるのは「廃業時点で、どれだけ借金があったのか」です。
仮に無借金だとしたら、廃業をしたとしても、新しい生活の立て直しは比較的容易でしょう。
逆に大量の借金が残っている場合、どこかへ働きに出ながら、その借金返済を続けていくことになります。


このあたり、世間一般で言う「倒産」という言葉で括られている事象は、実際には多種多様です。


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