おはようございます、今日は小笠原返還記念日です。
海が近いところだと、やはり釣れる魚が一番気になります・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
国語力の重要性について、税理士の書面添付制度を通じた体験について簡単に触れています。
昨日と同じく、税務署からの意見聴取時にあった出来事です。
税務署員の方からこんな質問を受けることがあります。
「現況についてはなんとなく理解できたが、社長さんは今後、どうしていくつもりなのか?」
意見聴取のときには、税理士がひとりで税務署員の方とやり取りをします。
つまり、私が社長さんの代わりとなって、現状認識や今後の展望について、簡単にお話をする必要があります。
もちろん、書面添付をするに当たり、社長さんからは色々とお話を聴いていますので、材料はあります。
それも踏まえつつ、書面に書いたこと、あるいは書ききれなかったことも含めて、税務署員の方へ端的に説明します。
国語力として考えた場合、文章としてわかりやすく書けることはとても大切です。
添付書面の原稿を書くときには、このような能力が必要です。
あとは会話力として、その場で情報を整理し、論理的に説明できるようになるような点も重要です。
またこれらを実践するには、社長さんから適切な情報を引き出す質問力も問われてきます。
最近のAIについて、その国語力は相当高まってきていると言われています。
とはいえ、現状ではまだ、上記のような部分を代行するには至っていないのではないかな?と感じています。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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