おはようございます、今日は作業服の日です。
最近は見た目がおしゃれなものも増えました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
自分に関わるものごとについて、言葉で語れることの意義について話をしています。
定性的な情報(文章情報)の活用事例について、少し具体的に考えてみます。
まずは決算書における注記事項です。
決算書というと金額表記が主題ですが、実はきちんと文章情報を表記するところも存在します。
注記欄といって、その決算書を作成するための処理方針や、金額で表示できない情報を記載します。
この注記情報ですが、年々その重要性が高まっていると言われています。
理由はずばり、少し前にも触れた経済情勢の複雑化です。
金額で表記できない、あるいは非常にしづらい事象や取引が、以前に比べて増加しています。
近年でいえば、感染症騒動の影響などは、金額だけで説明をするのは困難だったことでしょう。
そういったお金(数字)で評価しづらい事項について、言葉できちんと説明をしていく。
これをきちんとしているか否かで、市場関係者からの評価が変わってきます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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