おはようございます、今日はペンの日です。
筆記具も、人によって好みが大きく分かれますね。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
企業会計の基本目的を確認しています。
昨日紹介した「適切な期間損益計算」という言葉は、実は軽々しく取り扱えない内容が含まれています。
それは「適切」という言葉の意味が、時代によって大きく異なるからです。
現在の会計について、基礎ができあがったのは数百年も前のこととされています。
その期間を通じて、人類の経済活動は圧倒的に巨大化、多様化を果たしました。
その結果、会計における「適切」の考え方も、大きく変化しています。
特に大きなものは「何を資産とみるのか」の価値変遷です。
例えば10年前、仮想通貨やNFTと呼ばれるようなものが、ここまで価値として認められる時代は、
しっかりと予見できていた人は少なかったのではないでしょうか。
特に近年は技術の進展もあり、資産(価値)の無形化が進んでいます。
そういう状況にあって、会計学もその後を追うのに必死な状況が続いています。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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