おはようございます、今日は安全・安心なまちづくりの日です。
最近、地理的な意味でのコミュニティづくりにとても興味があります。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
大規模な投資活動において、借金を無条件で忌避してしまうと、成立しない点を確認しています。
昨日は自宅購入からM&Aまで具体例を出しましたが、ここで借金を使わないと、以下のようなことが起こる可能性があります。
・お金が貯まるまで自宅を購入することができないため、家を買える頃には高齢者になっているかも
・新商品開発をするならいまのタイミングだったが、手元にお金がないので、機械が導入できない
・新しいソフトウェアサービスの導入ができず、IT化の遅れから同業他社と比較して業務効率が低いまま
・M&Aで企業を買収しようとしたが、資金源の確保で苦労している間に、他社に買われてしまった
私生活から事業活動まで含めて、大規模な投資行動を行う際、何よりも重要なのはタイミングです。
いま、このタイミングで行わないと、あまり意味がない。
60歳になってからマイホームを購入しても、住める年数がどれだけ残っているのやら。
もちろん、借金をする以外にも資金源を確保する方法がないわけではありません。
しかし、最も一般的で普及している資金源確保の方法が借金であることは間違いなく。
だからこそ「無借金」にこだわることは、あらゆる活動の可能性を限定することを意味しています。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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