おはようございます、今日は即席ラーメン記念日です。
横浜のカップヌードルミュージアム、何回かお邪魔しております。
所得税の基礎についてお話をしています。
黒字と赤字の所得がある場合に合算をする損益通算について確認をしました。
この損益通算の仕組みを利用した節税策が、ここ10年ほどですごく流行しました。
いわゆるサラリーマン大家です。
後ほどまた触れますが、給与所得というのは、必ずプラスになるようになっています。
その一方、不動産所得(土地や建物の貸付)は収支状況によってマイナスにもなりえます。
築年数がある程度経過している不動産等の場合、不動産所得を計算すると赤字になることがあります。
給与所得者がそういった投資用不動産を購入し、貸付をすることで
・給与所得のプラスと不動産所得のマイナスを損益通算すれば総所得が減少する!
という損益通算が適用されます。
そういう赤字不動産をうまく活用すれば所得税が節税できますよ!というような宣伝を、いまでもよくみかけます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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