おはようございます、今日は宿の日です。
毎年泊まりに行く定宿があります。
粉飾についてお話をしています。
粉飾を疑われないための資料整理について簡単に。
ここで、特に中小零細事業者の皆様に質問です。
皆さんは現金出納帳をつけていますか?
これ、つけていないという方が非常に多いのではないかと思います。
税理士になって早10年が経過しましたが、自分自身の力で出納帳をしっかりとつけられている方は数えるほどしか会っていません。
現金出納帳というと少しわかりづらいですが、もっと簡単にいえば家計簿やお小遣い帳みたいなものです。
現金の出入りが記載されていて、その日の残高が書かれている簡単なものですね。
この現金出納帳、中小零細企業の経理状況を確認するためには、実はかなり重要な意味を持っています。
というのも、中小零細企業では多くの場合「生活と事業の境界が曖昧」であるためです。
事業用の預金口座から引き出されたお金を使って、スーパーで大根や人参を買ってきてしまう。
こういうことがすぐに起こってしまうのが中小企業者の実情です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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