おはようございます、今日は神奈川県の立庁記念日です。
最近はみなとみらい方面に用事があることも多いのですが、やはり独特な雰囲気ですね。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
事業承継において、継ぎ手の正当性をどのように担保するのか?についてお話をしています。
ここで税理士の事業承継における役割について、少しだけ考えてみます。
中小企業において、経営者が代替わりをするときに、税理士には色々な面でお手伝いできることがあります。
◯先代と新しい経営者との間での色々な橋渡しを支援する
特に企業の財務や経理、税務面の情報について、情報伝達の支援をすることはとても大切です。
いま、この会社にはどんな財産がどれくらいあって、毎年どの程度儲かっているのか?
どれくらいの税負担があって、借金をどんなペースで返済しているのか?
こういう金額的な情報が正確に伝わらなければ、新しい経営者は具体的な行動を起こすことが難しくなります。
残念ながら、中小企業の経営者その人は、財務や税務に関する知識をそこまで有していないことが珍しくありません。
ですので、税理士が専門家として、その情報伝達が円滑に進むよう支援することは、事業承継における大切なお仕事といえます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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