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戦場の現実

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おはようございます、今日は穴子の日です。

ウナギに比べると、やはり一歩評価が劣りますかね・・・

 

物流等と新しい技術の流れについてお話をしています。

統計学の一例として、トリアージという仕組みを紹介しています。

 

トリアージが発展した背景の一つが、戦場での負傷者治療だそうです。

実は今より数百年前の戦争では、現在ほど人というのは死んでいなかったそうです。

単純に、使用している兵器の殺傷能力が大分低く、それだけ死亡者が出にくかったのだとか。

 

それが、劇的に死者が増えだしたのは銃火器の発展です。

銃という兵器の強化(殺傷能力の向上、軽量化による使用の容易さが向上など)により、戦争という場所は格段に人が死にやすい場所へと変わったのだとか。

 

なんとも気が滅入る話ですが、結果として戦場は

 

・人間はどの程度の怪我をすると死ぬものなのか

 

という大量のデータが手に入る、格好の実験場となってしまいました。

統計というのは、やはりデータ数が多いほうが精度は高くなるようです。

(必要なデータ量というのも色々議論があるみたいですが・・・)

 

もちろんこれだけが発展の経緯ではないのでしょうし、また医療というものが本当に統計的機能だけで動いているわけではなく、いわゆる「仁術」として側面を有しているのもわかってはいます。

しかし、現実的には人の生死ですら、ある程度統計的観点を導入した方が結果的に多くの人が助けられるらしい、というのはなんとも複雑な気分です。

 

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