おはようございます、今日はおむすびの日です。
なんで握っただけなのに美味しく感じるのですかねぇ…。
会計の基準についてお話をしています。
ここでその前に話していた期間のお話と絡めてみます。
会計基準の多くは、実は期間に関する問題と考えることができます。
例えば一昨日の土地に関して考えてみます。
1)以前に土地を100億円で買ったからそのまま計上していた。
2)その土地が値下がりをし続けて昨年には30億円になってしまった。
3)今年、色々とあってその土地を手放し、実際に30億円で売れた。
時価で計上することを選ぶ場合、2)の時点で30億円に評価を替えます(つまり70億円の費用が計上される)
原価で計上する場合、3)で実際に土地を売ったらその時点で70億円の費用が計上されます。
時価と原価の違いも、実は会計における「いつの期間に帰属させるのか?」という要請に従っていると言えます。
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このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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