- 平岡 美香
- フードコンサルティング株式会社 マーケティングアドバイザー
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:飲食店経営
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
「当たり前のこと」を「当たり前」にやり続ける難しさ
先月のオリンピック招致プレゼンテーションにて、日本代表のアナウンサーが日本のよさの1つに
「おもてなし」を訴えて以来、あらゆる業界、サービスで「おもてなし」が取り上げられるようになりました。
わずか1か月前、(本シリーズの連載開始は3か月前でしたが)この「おもてなし」を口にする方は
どれほどいらしたでしょうか。
この急な変化は、「おもてなし」という表現が、それだけ日本人の心に響くものだと実感させられるもの
ですが、それでは「おもてなし」の本質とは何でしょうか。
日本人が「おもてなし」を聞いて真っ先に思い出すことは、老舗旅館の玄関先でのお出迎えと、
お見送りではないでしょうか。
代表的なものが、33年連続で全国一の人気旅館となった和倉温泉(石川県)の加賀屋さんの
「おもてなし」であり、かつて弊社でもお手伝いした事例を、本メルマガでも取り上げました。
しかし、外食業や小売業の店頭では、老舗旅館の非常に丁寧な「おもてなし」の演出は、時間的
にも業務の流れからもとても無理なことは明白です。
一方で、「主婦の店」のような住宅街にあるスーパーや、頑固一徹のような主の居酒屋でも、
お客様は十分に満足を得られている(もてなされる)事例もあります。
つまり、老舗旅館のように行わなくても、皆さまのお店にとって「これがウチのおもてなし」と
呼べるサービスについて、
・常に高いレベルを維持する
・日々磨き上げていく
・繰り返し同じレベルのサービスを提供できる
これらがお客様に「おもてなし」を感じていただけるポイントなのです。
(弊社メールマガジンより抜粋)
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