- 高橋 昌也
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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対象:税務・確定申告
- 平 仁
- (税理士)
おはようございます、今日は恐竜の日だそうです。
最近では日本にも結構な数の恐竜がいたことがわかっていますね。
商売の根っこ、資金源、実行役、会社の大きさ等々触れて来ました。
ここでまた先日とあるところでされた質問について。
「趣味なんかを副業として始めて損を出して節税したい」
最近はこういう手段で節税をしている方も増えてきているようですね。
この質問について、私なりに見解を述べると
・本当に何か事業にしたいものがあるなら検討してみたら?
実際、趣味がこうじて仕事に至る人はいます。
何かしら高い知識や技術があるのならば、それもありでしょう。
事業にするまでに多少は損が出ることもあるかと思います。
それはどんな事業でも同じですので、別段事業の種類によって区別されるいわれもありません。
逆に言うと、特にやりたいことはないけど節税したいから何かを始めようと思う、というのは止めておいたほうが良いです。
理由は2つ。
・その方法論での節税は、結局お金を残す役には立たないことが多い
10,000円の経費を増やして減らせる税金はせいぜい3~4,000円です。
無駄に使うくらいなら、何もしなければ6,000円が手元に残ります。
・それ、ヘタしたら単なる脱税ですよ
程度がひどい方ですと、単に生活費を事業経費に突っ込みたいだけというケースもあるようです。
まぁそういうことをやって税務調査に入られて痛い目をみた、という人も少なくありませんが。
商売と節税について少し。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
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