「弁護士」を含むコラム・事例
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会社が破産した場合の債務整理手続
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は会社が破産した場合の債務整理手続についてQ&A形式で説明したいと思います。 Q:株式会社を経営しています。会社の経営状態が悪く,資金繰りに窮しており,会社は債務超過状態です。代表者である私は会社の債務の一部(約300万円)についてのみ連帯保証しています。私自身は,消費者金融に約100万円,自宅マンションの住宅ローン債務が約2000万円あ...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
債務額が少額な場合の破産手続き
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は債務額が少額な場合の破産手続きについてQ&A形式にて説明したいと思います。 Q:現在65歳で独身,1人暮らしです。2か月前に体を壊して,入院しました。アルバイトの仕事をしていましたが,退職し,収入がなくなりました。貯金もなかったため,やむなく生活保護を申請し,現在,生活保護受給中です。80万円ほど消費者金融に借金がありますが,仕事を辞めてから返...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
破産の免責決定後のダイレクトメール
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は破産の免責決定後のダイレクトメールについて説明したいと思います。 先日破産手続きを行い,免責決定を得ました。やっと借金がなくなったと思って安心していると,見たことのない業者からお金の借入をしないかというような内容のダイレクトメールが自宅に郵送されてきました。当該業者に私は住所を教えたことはありません。なぜこのようなダイレクトメールが私の住所を...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
自己破産をすると自動車はとりあげられてしまうの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は自己破産をすると自動車はとりあげられてしまうの?について説明したいと思います。 現在,銀行のカードローン約50万円,信販会社2社に対するショッピングの債務約30万円,消費者金融2社合計約100万円,総額約180万円の負債があります。消費者金融からの借入は4年前から始めました。収入が少なく,貯蓄もなく,資産としては会社への通勤用の中古自動車があ...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
離婚時にローンは前夫が支払う約束だったが・・・
離婚時にローンは前夫が支払う約束だったが・・・ 離婚して前夫は家を出て、妻子が住み続ける。 しかし、養育費や慰謝料替わりに 前夫が住宅ローンを支払うという条件で 離婚したはずなのに、 前夫が住宅ローンを支払っておらず いきなり競売通知が来た。 このようなケースでの相談は多くあります。 この離婚の条件は、 弁護士にも依頼して公正証書にしたのに・・・ このような場合は前夫の事を追い...(続きを読む)
- 木原 洋一
- (不動産コンサルタント)
弁護士の先生から違法の可能性がある・・
任意売却推進センターへの相談の後、 法律事務所へ相談にいかれて、 「ヤッパリ、オタクは断ります」 「弁護士の先生から違法の可能性がある・・ と言われました」 とこのようなお話しをいただくことがあります。 電話での断りの内容は 「そうですか、じゃぁ自己破産を選択されるのですね」 「そうしないと解決しないと言われました」 「そうですか、わかりました。お役に立てなくて残念です」 ...(続きを読む)
- 木原 洋一
- (不動産コンサルタント)
弁護士の先生から違法の可能性がある?
任意売却推進センターへの相談の後、法律事務所へ相談にいかれて、 「ヤッパリ、オタクは断ります」 「弁護士の先生から違法の可能性があると言われました」 とこのようなお断りをいただくことがあります。 断りの内容は 「そうですか、じゃぁ自己破産を選択されるのですね」 「そうしないと解決しないと言われました」 「そうですか、わかりました。お役に立てなくて残念です」 とだいたいこのようなやり取りで終わってし...(続きを読む)
- 木原 洋一
- (不動産コンサルタント)
個人民事再生で途中で返せなくなったらどうなるの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は個人民事再生で途中で返せなくなったらどうなるの?について説明したいと思います。 再生計画が認可されたが、病気になって働けなくなる等の理由から計画通り返済できなくなった場合はどうなるのでしょうか。 再生計画の認可があった後にやむ得ない事由で再生計画を遂行することが著しく困難となったときは、再生債務者の申立により、再生計画で定められた債務の期限を延...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
住宅ローンを支払いながら個人再生を行う場合(住宅資金特別条…
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は住宅ローンを支払いながら個人再生を行う場合(住宅資金特別条項を利用する場合)の注意点について説明したいと思います。 住宅資金特別条項を利用する場合の注意点として、以下の点があります。 まず、この場合の住宅は、再生債務者が所有し、自己の居住の用に供する建物であり(マンションでも可)、その床面積の1/2以上に相当する部分について専ら自己の居住に...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
収入が不安定だと個人民事再生はできないの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は収入が不安定だと個人民事再生はできないの?について説明したいと思います。 小規模個人再生の要件の1つとして、「将来において継続的に又は反復して収入を得る見込みがある」ことが民事再生法に規定されています。また、給与所得者等再生の要件の1つとして、「給与又はこれに類する定期的な収入を得る見込みがある者であって、かつ、その額の変動の幅が小さいと...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
清算価値保障の原則って何?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は清算価値保障の原則って何?について説明したいと思います。 清算価値とは、再生債務者が破産手続をとったと仮定した場合に債権者に分配される配当額の総額のことをいいます。 民事再生法における再生計画に定める弁済総額は、清算価値を下回ってはいません。これを清算価値保障の原則といいます。すなわち、この原則によると、再生債務者は、破産手続をとったと仮定した...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
個人再生委員って何ですか?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は個人再生委員って何ですか?について説明したいと思います。 個人再生の申立を行うと、裁判所によっては個人再生委員が選任されます。裁判所によっては、個人再生委員を選任しない場合もありますが、東京地方裁判所では原則として個人再生委員を選任します。個人再生委員としては弁護士が選任されるのが一般です。 個人再生委員は、債権者・再生債務者いずれの味方で...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
個人再生委員の事務所には何回くらいいくの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は個人再生委員の事務所には何回くらいいくの?について説明したいと思います。 個人再生の申立をすると、すぐに再生債務者と個人再生委員との打ち合わせが行われます。この打ち合わせのために個人再生員の事務所を訪問しなければなりません(打ち合わせには申立代理人弁護士が同行いたします)。特に問題がない事案であれば、打ち合わせは1回で終わることが多いです。ただ、...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
個人民事再生では返済期間は3年なの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は個人民事再生では返済期間は3年なの?について説明したいと思います。 再生計画における弁済期間は、原則として3年となっています。だたし、特別の事情があれば5年以内の期間とすることができます。 では、どのような場合に特別の事情があると判断されるのでしょうか。 これは個別のケースの具体的事情を見て判断されます。再生債務者の収入の状況を勘案して3...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
民事再生と自己破産との違いは?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日はについて説明したいと思います。 個人再生も自己破産も法的手続である点は共通しており、いずれも裁判所への申立が必要です。いずれも官報に氏名等の情報が掲載されます。個人の自己破産において税金等の債務は消滅しませんし、個人再生においても税金等の債務は減額されません。 自己破産手続は税金等の債務を除いて債務支払いが免除されるのに対して、個人再生手続...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
個人再生と任意整理との違いは?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は個人再生と任意整理との違いは?について説明したいと思います。 任意整理は裁判所を使わずに、依頼を受けた弁護士と貸金業者等の債権者との間で借金の返済について交渉します。これに対して、個人再生手続は裁判所を使った法的手続であり、強制的に借金を減額します。 個人再生手続は裁判所に申立を行う必要があり、提出しなければならない書類が多数あります...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
給与所得者再生って何?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は給与所得者再生って何?について説明したいと思います。 小規模個人再生は、債権者の頭数で1/2以上または債権額で1/2以上の積極的な不同意があると再生計画は認可されませんが、給与所得者等再生においては、そのような債権者の決議が不要です。 その一方で、給与所得者等再生の利用には小規模個人再生と比較して制約があります。具体的には、債権者に弁済する額が...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
個人再生手続において最低限しはらわなければならない金額はい…
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は個人再生手続において最低限しはらわなければならない金額はいくら?について説明したいと思います。 個人再生において、最低限支払わなければならない金額は以下の通りです。 基準債権総額が100万円未満の場合⇒基準債権総額全額 基準債権総額が100万円以上500万円未満の場合⇒100万円 基準債権総額が500万円以上1500万円未満の場合⇒基準...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
どんな場合に個人再生手続が選択されるの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日はどんな場合に個人再生手続が選択されるの?について説明したいと思います。 自己破産手続は税金等の債務を除いて債務支払いが免除されるのに対して、個人再生手続は、債務の支払いが残ります。債務がすべて免除になる方がお客様にとってはメリットが大きいため、いずれも利用できる場合、多くのお客様が自己破産手続を選択されます。 では、どのような場合に個人再生手...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
小規模個人再生ってどういうもの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は小規模個人再生ってどういうもの?について説明したいと思います。 裁判所に個人再生の申立を行い、再生計画案を作成して提出します。裁判所は、その再生計画案を債権者に送り、書面による決議を行います。当該再生計画案につき、債権者の頭数で1/2以上または債権額で1/2以上の不同意がない限り、可決されたものとみなされます。すなわち、債権者の頭数で1/2...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
小規模個人再生のトレーニング期間って?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は小規模個人再生のトレーニング期間って?について説明したいと思います。 東京地方裁判所において個人再生の申立をした場合、選任された個人再生委員に約6か月にわたり、再生債務者が再生計画における予定弁済額相当分を分割で支払い、当該支払った金額から個人再生委員の報酬が差し引かれて、残金が再生債務者に返金されるという形態がとられています。例えば、再生計画に...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
和解成立後に返済を怠るとどうなるの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は和解成立後に返済を怠るとどうなるの?について説明したいと思います。 まず,任意整理で和解が成立すると,和解契約書を締結します。 仮に以下のような分割払いの合意がなされた場合を仮定します。 1 乙(債務者)は貸金業者甲(債権者)に対し800,000円の支払い義務があることを認め、これを平成○年12月から平成○年3月まで毎月末日限り20,0...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
弁護士が受任すると取り立てがストップする理由は?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は弁護士が受任すると取り立てがストップする理由は?について説明したいと思います。 弁護士は受任すると受任通知という書面を貸金業者に送付します。 「弁護士が受任しましたよ」というお知らせです。 この受任通知でお知らせすると、貸金業者の取り立てはストップします。 どうしてでしょうか? 貸金業者は、貸金業法という法律をもとに営業していますが、...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
債権者が訴訟をおこしてきたら?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は債権者が訴訟をおこしてきたら?について説明したいと思います。 貸金業者等から借入をしてその支払い滞ると,貸金返還請求訴訟を提起される可能性があります。借金の支払を滞れば,弁護士に債務整理を依頼していなくても訴訟を提起されるおそれがありますし,弁護士に任意整理を依頼すれば当該債権者については支払いをストップすることになりますので,訴えを提起されるお...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
どんな時に借金がなくなったり過払金が発生するの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日はどんな時に借金がなくなったり過払金が発生するの?について説明したいと思います。 借金がなくなるかどうか,過払金が発生するかどうかは,貸金業者等の貸付利率の高さ,業者への返済の期間の長さ,毎月の返済額等で決まります。すなわち,貸付利率が高くて,返済期間が長くて,毎月の返済額が多いと過払金が発生しやすくなります。 かつて多くの貸金業者は,利息制限...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
どんな時に債権者を選んで任意整理できるの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日はどんな時に債権者を選んで任意整理できるの?について説明したいと思います。 任意整理を行う場合,全部の債権者につき,債務を整理するのが原則です。全部の債権者につき債務を整理しないと完全に借金問題を解決したことにはならないからです。 ただ,個々のお客様の事情によっては,整理しない貸金業者等を選ぶことができる場合があります。 具体的に説明しまし...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
任意整理後の返済期間は?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は任意整理後の返済期間は?について説明したいと思います。 任意整理は、利息制限法に基づき、再計算した借金を3年間(36回払)で返していくというのが基本です。 貸金業者等によって対応が違い、60回払い等で対応してくれる業者もあります。 貸金業者等と和解が成立した後は利息がつくことはないので、あとは和解で定めた金額をきっちり支払うだけです。 3...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
任意整理の和解成立後は一切の利息はつかないの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は任意整理の和解成立後は一切の利息はつかないの?について説明したいと思います。 貸金業者等との和解が成立すると,その和解契約書に定められた内容に従って支払をしていけば借金を完成できます。 現状,貸金業者等から借入をする場合,利息制限法以下の利率になったとはいえ,年利18%の利息を返済しなければならないことが多いです。年利18%の利息の返済は,多くの...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
任意整理の「手続きが簡単」とは?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は任意整理の「手続きが簡単」とは?について説明したいと思います。 自己破産や個人民事再生は裁判所を使って,借金を消滅または減額させる手続きです。したがって,これらの手続きをするには裁判所に提出する書類を揃えたり,お客様の資産の調査を行ったり,自己破産・個人民事再生に至る経過を調査したりしなければなりません。また。お客様自身も弁護士と一緒に裁判所...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
業者から訴えられてしまったら?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は業者から訴えられてしまったら?について説明したいと思います。 貸金業者に裁判所へ訴えられてしまうことがあります。 ある日突然、裁判所から訴状が届き、びっくりしてしまう方も少なくありません。 貸金業者が原告、お客様が被告ということになります。 弁護士はすぐに受任をして、被告訴訟代理人(お客様の代理人)として法廷に出廷します。 そのことを「...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
東京都東久留米市の親子間による任意売却
東京都東久留米市の親子間による任意売却の 取引がりそな銀行池袋支店でありました。 この東京都東久留米市の方は 失業してしまい、2年くらいは預金などで やりくりしていましたが、それも底をつき 消費者金融から借りて支払ってきました。 管理費の滞納も固定資産税・健康保険税なども 数十万円滞納してしまい、 差押がついてしまいました。 どうにもならなくなり、 はじめは法律事務所へ相談に行かれ、 債務整理...(続きを読む)
- 木原 洋一
- (不動産コンサルタント)
自己破産の「自己」って?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は自己破産の「自己」って?について説明したいと思います。 破産することを「自己破産」,と言っていますが,詳しくは,債務を抱えた人が自分で破産するので「自己破産」といいます。裁判所に自分で破産を申し立てることを「自己破産申立」といいます。 しかし,破産は債務者本人からではなく,債権者からも申し立てることができます。債権者が債務者の破産の申立てをする場合,「債...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
破産管財人の事務所には何回くらい行くの?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は破産管財人の事務所には何回くらい行くの?について説明したいと思います。 通常,破産管財人の事務所にいくのは1回で済むケースが大半です。ただし,個々のケースによっては,複数回,破産管財人の事務所に行かなければならない場合があります。破産管財人の指示に従うことになります。 破産管財人の事務所の訪問日が決まりましたら,日時を守り,原則として必ず訪問しなければな...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
破産してもなくならない債務とは?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は破産してもなくならない債務とは?について説明したいと思います。 どんな債務がなくならないの? 免責を得てもなくならない債務の具体例を以下に列挙します。 ■租税 ■養育費・婚姻費用 ■罰金・科料・追徴金・過料・刑事訴訟費用 ■破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権 ■破産者が故意又は重大な過失により加えた人の生命又は身体を害する不法行為に基づく...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
免責不許可事由になる場合は?
破産の申立をして免責されるには、裁判所の「免責許可決定」が必要です。しかし、場合によっては免責が不許可になる場合があるのです。免責が不許可になれば,借金がなくなりません。 まず,破産手続において免責不許可事由というものがあります。これは免責が不許可となる事由をいいます。一例として,以下のものが挙げられます。 ■債権者を害する目的で、財産を隠したり、壊したり,債権者に不利益な処分をしたり、財産の価...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
同時廃止って何ですか?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は同時廃止って何ですか?について説明したいと思います。 破産者に換価できる財産がないことが明らかで,免責不許可事由(免責が不許可となる事由のことをいいます。典型的なものとして,借金の原因がギャンブルや浪費である場合等が挙げられます。)もない場合,破産手続開始決定と同時に,破産管財人を選任することなく破産手続が終結することをいいます。 東京地方裁判所において...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
自己破産のデメリット(まとめ)
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は自己破産のデメリットについてまとめてみたいと思います。 官報に名前等の個人情報が公表されます。 破産手続中は一定の職業につけません。 破産手続中は原則として郵便物が破産管財人に転送されます。 再度の破産は,原則として7年間できません。 市町村の破産者名簿及び市町村で発行される身分証明書に免責許可決定が出るまで記載されます。 自己破産・債務整理について...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
市町村の破産者名簿・身分証明書に記載されるとは?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は市町村の破産者名簿・身分証明書に記載されるとは?について説明したいと思います。 破産したことは市町村の破産者名簿及び市区町村で発行される身分証明書に記載されます。 破産者名簿とは破産者の本籍地の市区町村に備えられている名簿で,当該名簿に記載があれば身分証明書を発行した際,自己破産したことが記載されます。ただし,破産者名簿に記載される期間は,自己破産手続開...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
破産管財人って何ですか?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は破産管財人って何ですか?について説明したいと思います。 破産法の管財手続において破産財団に属する財産の管理及び処分をする権利を有する者をいいます。通常,破産管財人として弁護士が裁判所により選任されます。 すなわち,管財事件になると破産管財人が裁判所により選任され,破産管財人が破産者の財産を調査したり,財産を換価して債権者に配当したり,破産者の免責の可否を...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
管財手続きって何ですか?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は管財手続きって何ですか?について説明したいと思います。 破産者に20万円を超える財産がある場合や免責不許可事由(免責が不許可となる事由のことをいいます。典型的なものとして,借金の原因がギャンブルや浪費である場合等が挙げられます。)がある場合等に裁判所から選任された破産管財人が破産者の財産や免責不許可事由の調査・財産の換価・配当等をする破産手続のことをいい...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
破産を申し立てる裁判所ってどこの裁判所?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は破産を申し立てる裁判所ってどこの裁判所?について説明したいと思います。 自己破産を申し立てることができる裁判所は決まっています。原則、お客様ご本人の住所地・居所を管轄する地方裁判所となっています。 東京地方裁判所の場合,自己破産の申立てができるのは,原則,東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県在住の方です。 申し立てる裁判所によって、提出書類や書式が違う...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
免責審尋って何ですか?
こんにちは、弁護士の東郷弘純です。 今日は免責審尋って何ですか?について説明したいと思います。 破産手続において行われる裁判官との面接のことをいいます。免責審尋において,債務者を免責するのが妥当かどうか判断するための事情が調査されます。 東京地方裁判所においては,同時廃止の場合,免責審尋期日が指定され,原則として本人の出席が必要となります。同裁判所では,一度に多数の破産者の免責審尋期日を行うのが...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
破産手続き中に就けない職業一覧
こんにちは、弁護士の東郷です。 破産手続中に就けない職業があります。以下はその一覧です。 業種が多いですが、破産手続の間だけですので、手続きが終了すれば法律上はまたこれらの職業に就くことができます。 破産手続中に就けない職業で問い合わせが多いのは、警備員と保険の外交員です。 50音順に並べました。 ■アルコール普通売捌人 ■有位者 ■宇宙開発委員会委員 ■卸売市場卸売業者 ■沖縄振興...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
自己破産について必要な書類
こんにちは、弁護士の東郷です。 今日は自己破産について必要な書類について一般的に必要となる書類を以下に掲載しました。 ただし,お客様の個々の御事情により必要書類は異なります。 詳しくは弁護士にお問い合わせください。 ※すべての方が必要な書類※ ■住民票(申立前3か月以内に取得したもので、省略のないもの) ■収入を証明する書類(課税証明書,非課税証明書等) ■預金通帳(すべて・過去2年間分の取引...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
自己破産申立後の流れ(管財手続)
こんにちは、弁護士の東郷です。 今日は自己破産申立後の流れ(管財手続)について説明したいと思います。 ■裁判所へ申立■ この日は弁護士が1人で裁判所へ行き申し立てます。 「同時廃止」「管財手続」のどちらになるか方向性が決まります。 以下は「管財手続」の場合です。 ↓ ■破産手続開始決定■ 裁判所から「破産管財人」が選任されます。 お客様の住所に届いていた郵便物はすべて「破産管財人」に転送されます...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
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